東大受験勉強法〜誰でも確実に受かる〜

現役時代は東大C判定以下しかとったことのなかった平凡な受験生が、浪人時代に東大模試の順位が100番台、A判定以外を取らないまでに成績を伸ばし、無事東大に合格したメソッドを余すことなく伝授し、特に勉強の才能に長けている訳ではない、平凡な人たちでも絶対に東大に合格できる方法をお伝えしていきます。

東大入試2019雑感②

こんにちは。昨日に引き続き今年の東大入試の振り返りをします。

 

昨日は数学のお話をしましたね。今日はそうですねえ、英語をちらっと見させていただいたので英語について書いていきます。去年受験生だったという立場から書くものですので参考にしていただければと思います。

 

今年の英語は昨年と大きくは変わらなかったですね。昨年が一昨年から大きく変化した年でしたので、そこからはあまり変わらなかったようです。

 

ただ、1Aの要約の問題の文章は易しくなったのではないでしょうか。例年、要約の問題は題材の文章がなかなかに難解で、正確に大意を把握するのが難しいのですが、今回はかなり読みやすい文章でした。逆にしっかりとした要約の練習を積んできたかどうかで答案のレベルに大きく差がついたかもしれませんね。

 

他はほぼほぼ昨年と同じ感じでしょうか。昨年と同じく和文英訳も出ました。京都大学では長くて難しい和文英訳が例年出されるのですが、まさにそれと同じような感じです。

 

またリスニングも昨年同様5択でしたね。

 

あとは4Aの文法問題ですが、私自身は詳しくは見ていないのですが、相当に難しくなっていたようです。どこかの予備校講師のSNSでそう書いてました。

 

全体としては形式が昨年と変わらないし、読みやすい問題だったしで、平均点は上がるのではないでしょうか。

お久しぶりです

お久しぶりです。だいぶ間が空いてしまいました。

 

国立二次試験が終わりもう1週間弱経ちますね。今年もいろんな出題がなされました。

 

パッと東大と京大の問題を見てみたのですが、ちょっとその感想を今日は書こうかなと思います。

 

まず東大について。

 

数学は、昨年よりは難化したようです。2018年は第一問から第四問までは容易で完答も狙える問題で、第五問第六問が難しい、といった感じでした。数学がある程度できる人にとっては80点くらいは取りやすい構成だったと言えるでしょう。

 

しかし今年は、完答するにはかなり困難な問題の数が増えたようです。第一問第二問は比較的取りやすそうですが、第六問などかなり難しそうですし、他も完答するのは大変そうです。数学で高得点を取ろうとしていた人たちにとってはかなり苦戦を強いられたと思います。一方数学が苦手な人にとっては平均点は確実に下がっているしその一方で完答できる問題もあったので、しっかりやれればそれほど痛手を負うことはなかったのではないかと思われます。ただ、焦ってしまうと一つも完答できずに点数かき集めるだけみたいになってあまり点数にならないのでそういう失敗の仕方は注意ですね。

 

ここで有益な情報を一つだけお伝えしますと、合格者あるいは不合格者に送られる得点開示によれば、文系の場合完答数が少なくてもある程度途中までしっかり書けていればかなり点数はきているようなのですが(例えば0完で半分以上の点が取れていたという人もいます)、理系の場合あまりそのようなケースはありません。理系はある程度しっかり完答するということが大事なようです。たぶん0完で半分以上の点がくることはないでしょう。まあ文系の場合難しかったらそもそも完答できる人がごくわずかだろうし、理系だったら得意な人はとことん得意なわけで、容易に完答してくる人がある程度いるとかいう状況にもよるのでしょう。

 

数学だけでここまで長くなってしまったので、ほかの科目や京大のことはまた後日書きます。今度は近日中に公開する予定なので、ぜひみてください!

 

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二次試験直前!お役立ち情報①

二次試験まであと3日ですね。受験生のみなさんは、もうやれるだけのことはやってきたはずです。あと3日間は特に新しいことを学ぶこともないので、これまでやったきたことに抜け目はないか、しっかりと見直してください。見たことある・知ってるのに解けない!というのが一番メンタルにくるので・・・。

 

今日は、実際に東大の二次試験を受けたからこそわかる、二次試験を受けるにあたり役にたつかもしれない情報をお伝えしていきます!

 

二次試験直前お役立ち情報!!

(1)門の前に並ぶ受験生の長蛇の列には並ぶな!

東大の二次試験の日は、正門から本郷三丁目の駅のあたりまでずらりと受験生が並びます。なぜこんなにも並ぶかというと、正門にて受験票の確認を一人一人行っているからです。

しかしこれに並ぶと、結局数十分列に並ぶことになり、試験会場の座席に着くのは試験開始の直前、となってしまうことがあります。非常にバタバタしてしまい、最初の科目に集中できないなんてこともあるかもしれません。

こんな時裏技があります。実は東大のもう一つの最寄駅、東大前から行くと、全く列を作らずに受験票チェックをしてもらい、中に入ることができます。

またこれを利用したさらなる裏技があります。路線の都合上、本郷三丁目を使いたい、という人もいるでしょう。東大の正門前には横断歩道があるので、その横断歩道まで東大側と反対側の道を歩いて、横断歩道を渡って正門にたどり着くとこれまた長蛇の列に並ぶことなくスムーズに入ることができます。ずっと並んでいる受験生を横目にスイスイ歩いて行くのは少々後ろめたさがありますが、反対側の道を歩いてはいけないというルールなんてないので、これはとても楽な方法です。

せっかく1時間前に駅についても席につくのが10分前とかなんて嫌ですよね?

※今年の試験会場がどのようになるかはわからないのであくまで参考程度にしてください。

 

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不合格体験記続き

〜不合格体験記続き〜

 

前回不合格体験記で、数学の敗因についてお話ししました。要は、徹底的な理解の伴っていない、実りのない勉強をしていたために、応用力がつかず、本番の入試問題が簡単になっていたのにも関わらず、対応することができなかったということです。

 

他の科目についてはそうですね、不合格の原因の一つと言えるのはやはり英語でしょう。理科や国語に関しては合格者平均くらいの点数は取れていましたから。

 

英語に関しては、東大型の演習を十分に積めなかったというのが敗因の一つでしょう。

 

東大英語は、要約、文補充、英作文、リスニング、和訳、文法、総合問題という、多岐にわたる出題となっています。

 

問題のタイプごとの対応方法を事前に対策していなければならないのはもちろんのこと、どのような順番で解いていくか、また、それぞれの設問にどれだけの時間を費やすのかというのを、自分の得点が最大になるように事前に考えておき、それを何度も反復して練習して本番も同じようにできなければなりません。

 

ですから、東大英語を攻略するにあたり、英文の内容をしっかりと理解できることは大前提で、その上で文章を速く正確に読む力や、求められる解答を作成する力を培っていかねばならないのです。

 

私の現役時代は、英文を素早く読んで理解するという力がまだまだでした。その結果本番では全ての問題を解き終えることができず、配点が高いであろう最後の総合問題に十分時間をかけることができず、大量に失点してしまったのです。

 

またリスニングも曲者です。リスニングをCDをウォークマンなどでしか聞いてない人には特に注意してもらいたいのですが、本番のリスニングは大きな教室で聞くことになり、音が反響したりして非常に聞きづらいです。それに実際の試験会場では周りの受験生の紙をめくる音や、鉛筆の音が混ざり合うので、非常に集中しづらい環境であるでしょう。

 

私の現役の時は、そのようなことにもいちいち気を取られ、リスニングでも大量に失点してしまうことになったのです。

 

要は、数学にしろ英語にしろ、準備不足であったということです。しっかりとした土台を築いた上で応用力をつけるというプロセスを怠ってしまったのです。しっかりとした基礎固めをしておらず土台がないままに、入試レベルの難問の対策ばかりしていた結果、結局それは身につかず、試験の場で発揮することができなかったのです。

 

この経験から、受験の鉄則として次のことを断言できます。

 

鉄則1

受験勉強は基礎で始まり基礎で終わる

 

もちろん、過去問演習をしたり、本番レベルの難し目の問題の対応力をつけることは大切ですし受験する時点でそのような力を持っていることは必要です。

 

しかしそのような応用問題を解く段階になっても、何度でも基礎基本に立ち返り、もう一度土台を固め直すということが絶対必要です。

 

応用問題につまずいた時、そのつまづいた原因は基礎の曖昧な理解にあります。基礎が完全にわかっていないからこそ、その応用問題の解き方がわからなかったのです。応用問題の解法の流れは長いし、いくつものつまづきポイントがあると思いますが、それは基本問題の解き方が組み合わさっているに過ぎず、全く真新しい解法など存在しません。

 

ですから、つまづいた時はその解法を見て覚えるだけではなく、今一度基礎基本に立ち返るようにしてください。その際にその周辺も見直してみると効率良い勉強になります。

 

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あと3日で国公立二次試験ですね。超直前期ですが、こんな時期でも知っておくと役立つかもしれない情報を今後の記事でお伝えしようと思うので、ぜひご覧ください。

 

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現役時代の不合格体験記

おはようございます。3本目の投稿となります。

 

今回は、まず色んなメソッドを紹介する前に私自身が受験生の時にやってきたことを紹介しようと思い、まずはじめに現役の受験で失敗した原因について、『不合格体験記』として書くことにします。

 

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〜不合格体験記〜

僕が本格的に受験勉強をスタートさせたのは高3の6月くらいでしたでしょうか。かなり遅めのスタートだったと思います。

 

私は都内にある有名な中高一貫校に通っていて、周りの人も早い段階から塾に通っている人が多かったので、私も高2から英語と数学は塾に通っていました。

 

しかしこれが失敗の原因の一つとなったのです。どういうことでしょうか。

 

私が通っていた塾とは、有名な中高一貫校の生徒が多く集まる、鉄◯会という塾でした。この塾では例えば数学だったら、中3までに高校数学の範囲を全て一通り学習し終え、高1から受験に備え、応用的な問題の解き方を学んでいくカリキュラムになっています。

 

私はそもそも、中学生の頃からずっと部活ばかりしていて、高2くらいになって受験に向けて何か始めなければという意識はあったものの基礎学力がついていない状態で、とりあえず塾に入って勉強していけば良いだろうという安易な考え方で、多くの人が通っているという理由だけで鉄◯会に入会してしまったのです。

 

鉄◯会では、高2の数学では、実際の入試でも難問といえるべきレベルの問題を用いた授業で実戦力をつけていくという授業になっています。基礎学力も十分についていない状態でこの授業から何が得られるでしょうか。結果難しい問題の解法がわかるわけもなく、解答を理解せずにとりあえず覚えるという、応用力のつかない実りのない勉強をしてしまうことになったのです。

 

高3になると授業は同じように難問レベルの問題を、今度は実際の入試を意識した制限時間内の演習に変わります。基礎の身についていなかった私にとってはこれも良くありませんでした。結局受験まで、私の数学の勉強法は、大して考えることもせず、十分な理解もせず、ただ解法を覚えて同じ問題なら解ける(逆に言えば同じ問題しか解けない)というレベルにしか到達しなかったのです。

 

問題の解法を覚える、という勉強方法は、一般的と言われることもあります。確かに、青チャート(高校数学の全範囲の基礎〜標準レベルの問題が網羅的に掲載されている)などの網羅系参考書の問題の解法を全て頭に入れること(≒解法を覚える)ことはその後応用問題を解いていくために必須です。そこから派生して、応用問題や難問に対してもひたすら解法暗記をした、という人もいます。

 

しかしここで、文字通りただ解法を丸暗記するだけではダメなのです。諳んじて言えるかどうかが大事なのではありません。問題の解法の本質を抽出して、その部分を頭に焼き付けなければならないのです。

 

(続く)

 

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このブログの方針

今さっきまでこの記事をめちゃめちゃ長文で書いていたのですが(文字数2000字くらいいってた)、何かの拍子に全て消えてしまい心が折れたのでめちゃめちゃ簡略化して書きます。。。

 

本当に萎えました。。。

 

気を取り直していきましょう!

 

1. このブログの目的

これに関しては初投稿の記事にも書いた通り、誰でも東大に受かる方法をお伝えすることです。

誰でも東大に受かる方法なんてあるのか?そもそもなんでお前がそんなこと伝えられるんだ?という疑問が聞こえてきそうです。

そういうのも最もです。実際私が生徒を持って東大に合格させた経験があるわけではありませんし、自分自身の経験と東大にいる周りの人たちを見てそう確信しているというだけです。

しかしなぜそう断言することができるのか。それには私自身の受験生時代の経験が大きいです。次の項目で詳しくお話しします。

 

2. 簡単な自己紹介

まず私がどんな人物であるのかというのを全く触れてこなかったので、ここで軽めにお話しします。自分の受験についてはまたいずれ、別の記事にしてお話ししようと思っているので、ここではあくまで簡略的に書いていきます。

私は現在東京大学理科二類に所属する大学一年生です。アルバイトで塾講師もしているので、そこでの経験もここでいかせたらなと思っています。

ブログのタイトルにもあるように、私は現役時代の成績は良くて東大C判定、東大模試の成績は150点〜170点ほど、現役生の伸びを考えても受かるかどうか五分五分といった状況でした。

現役の入試は数学が劇的に易化したのですがそれに対応できず(なぜ対応できなかったのかは私がお伝えしたいことのミソでもあるので、別の記事に詳しくお話しするつもりです)、結局20点ほど足りずに不合格になりました。

浪人してからは勉強法を徹底的に見直し、計画を練って適宜修正しながら勉強を進めました。すると夏模試で早速結果に表れました。東大模試の点数は250点ほど(理科二類では230点ほど取れればまず合格できると言えます)、理科二類志望者内順位は10番台、判定は余裕のA判定でした。この時点で自分の勉強法は間違っていなかったのだと確信するとともに、現役の時はせいぜいC判定くらいしか取れなかった凡人な自分がここまでのレベルに到達することが可能なのだということを実感したのです。

その後も好成績をキープし、直前の模試では280点ほど取れるようになり、勢いそのままに合格しました。

私は何も特別なことをしたわけではありません。ただ正しいことをし続けた結果、順調に成績を伸ばし続けることができたのです。特に地頭が良い訳ではなく勉強の才能にも長けている訳ではないいわば平凡な自分でもこれだけ成績を伸ばすことができたのだから、これは同じように特に優秀な頭脳を持つ訳ではない多くの人たちにも適応でき、そしてその人たちが東大やその他の難関大学に受かるための手助けになるのではないかと考えたのです。

 

3. このブログの進め方

前述の通り、このブログのメインテーマは誰でも東大に合格する方法を述べることなので、私が考えるメソッドを小出しで紹介していきたいと思っています。

ただ、それだけはすぐに終わってしまうので、実際の問題に対する解答の仕方など、より実践的なところまで記事にできたらと考えています。

例えば、もうすぐ国公立の二次試験が行われるので、入試問題の講評のようなものを、受験を終えてすぐの現役大学生という立場からしてきたいと考えています。

 

たかが東大に受かっただけのただの大学生がそんなものをかけるのか?というのも最もだと思います。

当然のことながら、入試問題の解答を作成する力に関しては予備校の講師や赤本や参考書を書いている人に勝てるわけがありません。ですが、現役大学生にしかないアドバンテージがあると思っています。

それは、現役大学生は現行の入試を経てきている、ということです。これが1番の強みです。確かに、予備校の先生や参考書の著者も同じように東大などの難関大学を出ておらる方が多いですが、時代が違います。つい最近まで受験勉強をしていた立場にしかわからないリアルな情報を、現役大学生は持っています。そういうものを伝えていきたいと思っているのです。

 

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最初に簡略化してかく、と書いたはずなのですが、結局長文になっていましたね。。少々熱くなりすぎましたか。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。拙い文章でお恥ずかしいのですが、私が訴えたいことを少しでも理解していただけたら嬉しいです。

 

こまめに更新していく予定なので、今後もぜひよろしくお願いします!

 

P.S.多くの人に読んでいただくために、東大受験ブログのランキングに参加しました。下のリンクをポチッとしていただけるとランキングが上がるのでぜひお願いします。ちなみにリンクに飛ぶと他の東大受験に関するブログをまとめて見ることができますよ。

 

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初投稿

はじめまして、こんにちは。現在東京大学に在学中のTOTOと申します。

 

このブログは、タイトルにもある通り、誰でも東京大学に合格するための方法を考えていくものです。

 

もう一度言います。誰でもです。

 

多くの人たちは、「東大はごく一部の元々頭が良い人たちがいくところ」だとか、そういう人たちしか受かることはできないとか考えているように感じます。

 

しかしそれは幻想です。それはタイトルにもあるように浪人して成績を大きく伸ばして合格した私の経験からも、周りの東大生を見ていても、断言できます。

 

確かに東大には地頭が良くて、到底かなわないような人がいます。しかしそれは一部であり、大多数は一つ一つ正しいことを積み上げてきた、ごくごく普通の人たちなのです。これは東大にいる人間にしかわからないと思います。

 

ではどうすれば東大に合格できるのでしょう?このブログで具体的な策を小出しで出していきます。私がやってきたこと、その際に感じたこと、受験を終えてそんなに時間が経ってないからこそ伝えられる情報を惜しまずお伝えしていきます。