東大受験勉強法〜誰でも確実に受かる〜

現役時代は東大C判定以下しかとったことのなかった平凡な受験生が、浪人時代に東大模試の順位が100番台、A判定以外を取らないまでに成績を伸ばし、無事東大に合格したメソッドを余すことなく伝授し、特に勉強の才能に長けている訳ではない、平凡な人たちでも絶対に東大に合格できる方法をお伝えしていきます。

現役時代の不合格体験記

おはようございます。3本目の投稿となります。

 

今回は、まず色んなメソッドを紹介する前に私自身が受験生の時にやってきたことを紹介しようと思い、まずはじめに現役の受験で失敗した原因について、『不合格体験記』として書くことにします。

 

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〜不合格体験記〜

僕が本格的に受験勉強をスタートさせたのは高3の6月くらいでしたでしょうか。かなり遅めのスタートだったと思います。

 

私は都内にある有名な中高一貫校に通っていて、周りの人も早い段階から塾に通っている人が多かったので、私も高2から英語と数学は塾に通っていました。

 

しかしこれが失敗の原因の一つとなったのです。どういうことでしょうか。

 

私が通っていた塾とは、有名な中高一貫校の生徒が多く集まる、鉄◯会という塾でした。この塾では例えば数学だったら、中3までに高校数学の範囲を全て一通り学習し終え、高1から受験に備え、応用的な問題の解き方を学んでいくカリキュラムになっています。

 

私はそもそも、中学生の頃からずっと部活ばかりしていて、高2くらいになって受験に向けて何か始めなければという意識はあったものの基礎学力がついていない状態で、とりあえず塾に入って勉強していけば良いだろうという安易な考え方で、多くの人が通っているという理由だけで鉄◯会に入会してしまったのです。

 

鉄◯会では、高2の数学では、実際の入試でも難問といえるべきレベルの問題を用いた授業で実戦力をつけていくという授業になっています。基礎学力も十分についていない状態でこの授業から何が得られるでしょうか。結果難しい問題の解法がわかるわけもなく、解答を理解せずにとりあえず覚えるという、応用力のつかない実りのない勉強をしてしまうことになったのです。

 

高3になると授業は同じように難問レベルの問題を、今度は実際の入試を意識した制限時間内の演習に変わります。基礎の身についていなかった私にとってはこれも良くありませんでした。結局受験まで、私の数学の勉強法は、大して考えることもせず、十分な理解もせず、ただ解法を覚えて同じ問題なら解ける(逆に言えば同じ問題しか解けない)というレベルにしか到達しなかったのです。

 

問題の解法を覚える、という勉強方法は、一般的と言われることもあります。確かに、青チャート(高校数学の全範囲の基礎〜標準レベルの問題が網羅的に掲載されている)などの網羅系参考書の問題の解法を全て頭に入れること(≒解法を覚える)ことはその後応用問題を解いていくために必須です。そこから派生して、応用問題や難問に対してもひたすら解法暗記をした、という人もいます。

 

しかしここで、文字通りただ解法を丸暗記するだけではダメなのです。諳んじて言えるかどうかが大事なのではありません。問題の解法の本質を抽出して、その部分を頭に焼き付けなければならないのです。

 

(続く)

 

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