東大受験勉強法〜誰でも確実に受かる〜

現役時代は東大C判定以下しかとったことのなかった平凡な受験生が、浪人時代に東大模試の順位が100番台、A判定以外を取らないまでに成績を伸ばし、無事東大に合格したメソッドを余すことなく伝授し、特に勉強の才能に長けている訳ではない、平凡な人たちでも絶対に東大に合格できる方法をお伝えしていきます。

不合格体験記続き

〜不合格体験記続き〜

 

前回不合格体験記で、数学の敗因についてお話ししました。要は、徹底的な理解の伴っていない、実りのない勉強をしていたために、応用力がつかず、本番の入試問題が簡単になっていたのにも関わらず、対応することができなかったということです。

 

他の科目についてはそうですね、不合格の原因の一つと言えるのはやはり英語でしょう。理科や国語に関しては合格者平均くらいの点数は取れていましたから。

 

英語に関しては、東大型の演習を十分に積めなかったというのが敗因の一つでしょう。

 

東大英語は、要約、文補充、英作文、リスニング、和訳、文法、総合問題という、多岐にわたる出題となっています。

 

問題のタイプごとの対応方法を事前に対策していなければならないのはもちろんのこと、どのような順番で解いていくか、また、それぞれの設問にどれだけの時間を費やすのかというのを、自分の得点が最大になるように事前に考えておき、それを何度も反復して練習して本番も同じようにできなければなりません。

 

ですから、東大英語を攻略するにあたり、英文の内容をしっかりと理解できることは大前提で、その上で文章を速く正確に読む力や、求められる解答を作成する力を培っていかねばならないのです。

 

私の現役時代は、英文を素早く読んで理解するという力がまだまだでした。その結果本番では全ての問題を解き終えることができず、配点が高いであろう最後の総合問題に十分時間をかけることができず、大量に失点してしまったのです。

 

またリスニングも曲者です。リスニングをCDをウォークマンなどでしか聞いてない人には特に注意してもらいたいのですが、本番のリスニングは大きな教室で聞くことになり、音が反響したりして非常に聞きづらいです。それに実際の試験会場では周りの受験生の紙をめくる音や、鉛筆の音が混ざり合うので、非常に集中しづらい環境であるでしょう。

 

私の現役の時は、そのようなことにもいちいち気を取られ、リスニングでも大量に失点してしまうことになったのです。

 

要は、数学にしろ英語にしろ、準備不足であったということです。しっかりとした土台を築いた上で応用力をつけるというプロセスを怠ってしまったのです。しっかりとした基礎固めをしておらず土台がないままに、入試レベルの難問の対策ばかりしていた結果、結局それは身につかず、試験の場で発揮することができなかったのです。

 

この経験から、受験の鉄則として次のことを断言できます。

 

鉄則1

受験勉強は基礎で始まり基礎で終わる

 

もちろん、過去問演習をしたり、本番レベルの難し目の問題の対応力をつけることは大切ですし受験する時点でそのような力を持っていることは必要です。

 

しかしそのような応用問題を解く段階になっても、何度でも基礎基本に立ち返り、もう一度土台を固め直すということが絶対必要です。

 

応用問題につまずいた時、そのつまづいた原因は基礎の曖昧な理解にあります。基礎が完全にわかっていないからこそ、その応用問題の解き方がわからなかったのです。応用問題の解法の流れは長いし、いくつものつまづきポイントがあると思いますが、それは基本問題の解き方が組み合わさっているに過ぎず、全く真新しい解法など存在しません。

 

ですから、つまづいた時はその解法を見て覚えるだけではなく、今一度基礎基本に立ち返るようにしてください。その際にその周辺も見直してみると効率良い勉強になります。

 

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あと3日で国公立二次試験ですね。超直前期ですが、こんな時期でも知っておくと役立つかもしれない情報を今後の記事でお伝えしようと思うので、ぜひご覧ください。

 

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